〈 設備保全とは 〉
工場の機械を安全かつ正常に動かすために点検や修理を行うこと。
工場にとって生産に使う機械は一番重要です。
壊れてしまうと会社にとって大変大きな損失になるのはもちろんのことですがお客様に多大な迷惑をかけてしまいます。
設備保全には大きく分けて『事後保全』と『予防保全』の2つ作業があります。
『事後保全』
機能が停止したり、調子が悪くなった機械を調べ、その原因を究明して故障(機能停止型/機能低下型)を直す。
・ 機能停止型故障
機能が止まってしまう故障で、突発的に起こります。 ※事前の調査や点検では発見しにくい。
・ 機能低下型故障
機械の動きが遅くなったり、性能が悪くなったりする故障。 ※部品の劣化などを事前に調べることである程度予測できる。
『予防保全』
機械を継続的かつ安定して動かすために点検、修理、部品交換などを計画的に行う。
部品交換の目安には基準が2つあります。
・ 時間基準保全
実際にどれくらい部品が劣化しているかということではなく、一定の期間に損傷、故障していなくても取り換えること。
・ 状態基準保全
実際にどれくらい劣化しているのかを調べて、交換が必要な部品のみ取り換えること。
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